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城山ふとん店の看板娘のブログ。
ふとん豆知識や日々の出来事を書いていきます。

西川創業450年のあゆみ その3

おはようございます(^^)快眠アドバイザーのちゃきちゃき娘の陽子ですface_Happy2

 

今年京都西川・大阪西川・東京西川など西川グループ創業450年の節目の年になります!

弊社では、京都西川の製品を主に取り扱っているのですが、先週に引き続き西川創業450年のあゆみについて聞いたのでこれから毎週日曜日にシリーズ化をして下記予定で書いていきたいと思います!

 

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1.創業と経営の基盤固め(室町~江戸期) ... 4月10日4月17日

2.繊維の町 京都からの再出発(明治・大正・昭和初期) ...4月24日5月1日

3.健康で豊かな生活(くらし)の文化をお届けする(昭和・平成) ...5月8日5月15日

4.繁栄の創造・午前5時 ...5月22日

 

さて、本日は繊維の町 京都からの再出発(明治・大正・昭和初期)についてです。

 

京都寺町通りから「ふとん」という新文化発信

 

■明治維新と京都

 

明治維新により新政府が成立すると世の中の仕組みは一変します。

十四代続いた徳川家は朝敵となり、新しい身分制度下には華族と平民だけで武士はいなくなりました。

藩は県となり、民衆の当時の仕方も封建的な物から近代的に変わりました。

日本国内は新しい枠組みと秩序に急速に塗り替えられていきます。

そんな中、蛤御門の変による消失から復興する京都はさらに大きな時代の変化の渦に巻き込まれました。

東京遷都です。

1000年以上、日本の都だった京都は遷都により決定的な大ダメージを受けます。

しかし、この危機から脱却するために京都は新しい産業・工業・商業を産み出す取り組みをはじめます。

また新しく興した産業や技術を国内や海外にPRするために博覧会を開催しました。

 

 

■新しく生まれ変わる寺町通り

 

西川商店京都店は江戸時代の主要取扱商品だった弓の需要者の武士がいなくなり、商いを根底からやり直すことを余儀なくされました。

明治初期は蚊帳・畳表などを販売しますが、明治20年頃、新商品として『蒲團(ふとん)』を販売します。

この当時、一般的にふとんは購入するものでなく、家庭の主婦が作る時代でしたが、新時代の生活の文化としてふとんをお客様に提案したのです。

 

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京都日出新聞「えびす講」の広告 大正5年10月15日

 

当時の寺町通りは新しい町として生まれ変わる最中でした。

四条通り北側には新京極通りが新設され、芸能や文化などを発信する魅力的なストリートが出来上がりました。

四条通り南側の寺町通りも、東側に寺院が建ち並ぶ厳かな通りから、流行のファッションを扱う呉服店やショール(肩掛け)・絨毯・ブランケットなど洋品店・室内装飾品店などが立並バラエティ豊かなストリートに変貌していきます。

このように繊維を中心として新・寺町通りで、当店は「蒲團」という新しい文化発信に挑戦するのです。

 

 以上で今日の豆知識は終了です♪

明治20年に寝具店として京都西川はふとんを取扱い始めたのですね(^^)

豆知識を更新していくことで私も勉強になります!

さて、来週は繊維の町 京都からの再出発 その2を書く予定です。

来週もよろしくお願いいたします♪ 

 

城山ふとん店

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