第19回女性経営者全国交流会inあさひかわ その3
こんにちは(^^)快眠アドバイザーのちゃきちゃき娘の陽子です
昨日に引き続き、北海道旭川市で行われた第19回女性経営者全国交流会inあさひかわについて書いていきたいと思います!
第19回女性経営者全国交流会inあさひかわ その1(御出迎え&同友会とは?)
第19回女性経営者全国交流会inあさひかわ その2(全体会 問題提起)
その3は、分科会についてです。
私は第5分科会
テーマ 市場変化への対応 「現場から生まれたイノベーション 内なる変化が市場を先取りした!」
株式会社 コマーム 代表取締役 小松君恵氏
の話を伺いました!
報告者の小松社長とは、熊本県で行われた第17回女性経営者全国交流会で名刺交換をしており、スタッフ3人からスタートし現在200名を超える社員数の会社に発展させたこともあり、市場変化への対応の話にとても興味が湧きました!
「あったらいいな」に応えて事業を発展させていった小松社長のバイタリティ溢れる報告はとても元気を頂きました!
これから先は報告の中で自分に響いた言葉をかいていきたいと思います!
会社概要と企業への思い
STAGE1:ベビーシッター業
STAGE2:あかちゃんとママの交流広場
STAGE3:保育ルーム運営
STAGE4:指定管理者制度・業務委託運営
STAGE5:企業内保育運営のスペシャリストとして
勘に頼る経営から組織経営へ
ブランド力が新たな仕事を生む
強みを引き出しあい、弱みを認識し補い合う(中和する)組織づくり
◆理念とビジョン
◆コマームの理念
こころま~るくむすぶコマームは、お子さんの最善の利益を基本に据え、和を尊ぶ文化を創造していきます。
1.遊び学びを通して、幸せに生きる根っこを育む。
2.安心して信頼される保育サービスを提供する。
3.地域の幸せと、共に成長する企業を目指す。
4.社員と一緒に、幸せな働き方を創造する。
◆コマームのビジョン
あったかい会社 つよい会社
1.子どもを真ん中に、地域の「あったらいいな」に応え、家庭と地域をつなぐ子ども・子育て支援総合サービス企業になります。
2.多様な働き方を推進し、ワークライフバランスの充実をはかり、スタッフの貢献に感謝できる企業になります。
3.コマームが「あってよかった」と愛され、しなやかな経営で収益性の高い企業になります。
●主婦3人1万円で子育て事業部として起業
①仕事と家庭の両立がなぜしにくい社会なのか?
②公務員保育士と4人の息子の子育て
③M字の底からはいあがりたい。しかしながら子育てしながら働ける就職先がない
④バブル崩壊&製造業不振
⑤民間企業は売上額至上主義なのか?
⑥優秀な女性たち、働かないで眠っているのでは?
⑦社会になければ自分たちで作ろう!
様々なあったらいいなを実現へ!
●利益の最大化ではなく、社会課題解決型企業をめざし、必要に応じて利益を再投資していく企業像を目指す!
経営ノウハウもわからないなか、あったらいいなの声を拾い、経営者は「勘と度胸とハッタリ」で気を強く持ち突き進んできた!
●世代間の働き方いろいろ
20歳代...フルタイムで働きたい・資格を活かしたい・子どもが好き・ライフワークにしたい・結婚しても続けたい
30歳代...M字のボトム。家から近い職場・残業NG・土曜日はないようがよい・子どもが病気の時は休みたい・子どもの預け先に困っている・ブランクがあるので不安・夫の理解不足・夫に家事をさせたくない・転勤族でキャリアをつめない
40歳代...扶養控除内で働きたい・夏期冬季休みは配慮してほしい・時間にゆとりがでてきた・子どもの教育費にお金がかかる・夫が失業したのでフルで働きたい・PTAの役員になったので調整したい・自分をもっと生かす仕事がしたい・今までの子育て経験を生かして仕事にしたい!
50歳代・60歳代...親の介護で時間にゆとりがない・夫は単身赴任なのでたくさん働ける・体力的にきつくなったので仕事をセーブしたい・まとまった休みを取って海外にいきたい・責任のあるポジションは苦手
70歳代...体調管理をしながらまだ働きたい。
先駆的サービスメニューを総投入。
子育て支援は、異業種の連携ができると知った。
独特で他に類を見ないような考え方・やり方独自能力の追及
企業内保育運営のスペシャリストとして、同友会繋がりやふぁむチャレンジ事業を活用した。
◆勘に頼る経営から組織経営へ
~同友会の学びと実践、経営革新計画取得~
◎受賞・認定・指定等
・埼玉県子育て応援起業宣言 2005/11
・埼玉県あったか企業奨励賞受賞 2010/11
・埼玉県多様な働き方ゴールド認定 2012/5
・埼玉県多様な働き方プラチナ認定 2013/5
・川口市地域貢献事業者 2013/11
・埼玉県生活サポート産業成長支援 2013/11
・厚生労働省次世代認定マーク取得 2013/12
・彩の国経営革新モデル指定 2014/1
・さいたま輝く荻野吟子賞 職場部門 2014/2
・埼玉県労働局プラチナくるみん取得 2015/11
・埼玉県経営品質協議会推進賞 2016/3
◎経営革新計画認証
・「医療保育士派遣事業」 2006/2
・「学童保育事業」 2008/3
・「放課後等デイサービス事業」 2013/9
・「発達支援事業への取り組み」 2015/10
◎ものづくり・商業・サービス革新事業
・「障害児への安らぎ提供と自立促進を目的とする革新的な空間「スヌーズレンルーム」の開発」 2015/12
・コミュニケーション型・協働型発達障害児保育ロボットの試作開発 2015/5採択 2015/8/13辞退
◎埼玉県最先端産業創造プロジェクト
・ロボット新規参入トライアル開発補助金
「発達障害児保育のおける自動記録ロボット開発にかかる呼び調査事業」 2015/11
実積をきくことにより、様々なチャレンジをされていることを知りました。
◆多様な働き方環境ブランド、実践例紹介(障碍者・高齢者雇用)
・精神障害20 時間社員
・知的障害30時間社員
・肢体不自由40時間社員
・スポットスタッフ⇒パートスタッフ⇒契約社員⇒正社員(事務局MG)
・パート社員⇒契約社員(ルーム施設長)⇒介護休暇(3か月)⇒契約社員⇒パート社員
・スポットスタッフ⇒パート社員⇒契約社員(児童センター施設長)
・スポットスタッフ⇒契約社員⇒育休⇒契約社員(育児短時間制度)⇒育休⇒契約社員(育児短時間制度)
・スポットスタッフ⇒退職⇒派遣(保育所)⇒パート社員⇒契約社員⇒正社員(施設長)
社員の状況にあわせての様々な労働環境の実践を行っていることを知りました。
人を生かす経営
強みを引き出しあい、弱みを認識し補い合う(中和する)組織創り
◆多様性
◆属性の違い
・ジェンダー(性別)の違い~「男性」⇔「女性」
・身体状況の違い~「健常者」⇔「身体障害者」
・人種・国籍・民族・宗教の違い
・世代の違い~「高齢者」⇔「若年者」
◆就労の多様性
・働き方(在宅・短時間・フレックス・育児休業・介護休業の取得等)
・雇用形態(正・契約・派遣・アルバイト・パート社員・再雇用等)
・働く場所(在宅、地域限定社員、転勤前提の正社員等)
◆多様性ステップ
ステップ1 抵抗(違いを受け入れたくなくて、拒否する)
ステップ2 同化(違いを自分に合せようとしたり、または無視して、自分を守ろうとする)
ステップ3 分離(違いを認め合えるようになる)
ステップ4 統合(違いを活かしあえるようになる)
◆多様性効果
ブランド力向上
⇒生産性の向上
⇒教育コスト
⇒定着率アップ
⇒広告・採用コスト
⇒モチベーションアップ
⇒業績向上
◆取組事例
コマームスタッフの共感協働
~今、そして100年先も、笑顔いっぱい、幸せいっぱいの子どもと子育て世代のために~
「5つの共感カード」に事例を記入し共有し合っています。
使命感や価値観、目標を共有し、スタッフが自律的に行動しながら、幸せ体感できる組織創りを目指しています。
生存 生活の為の収入 ひやりはっと
安全 雇用に対する安心感・適正な労働時間 ラッキーコール(クレーム)
所属と愛 チームワーク 情報共有 気づき(イノベーション)
承認と尊重 意見尊重 褒める文化 ありがとう
自己実現 幸せ体感 感動体験
最後にこれからの夢は保育者支援ロボットを製作したいと言われておりました。
小松社長の報告は社員と地域の「あったらいいな」というニッチなニーズに応えて、一歩ずつ課題をクリアしていくことにより成長していく過程を学べてとても良かったです。
小松社長貴重な報告を聴かせて頂きありがとうございました。
この後、グループ討論へ移りましたが、今日のブログも長くなってきましたので一度締めてまた明日のブログに書きたいと思います(^^)
グループ討論テーマ
①あなたの会社は「あったらいいな」にどのように答えていますか?
②それを未来へどう繫げていきますか?
でした。
この度、第5分科会第1グループのグループ発表をさせて頂いたのですが、全国大会でグループ発表をさせて頂くという貴重な体験をさせていただき、2分で討論した内容をまとめる技術を学んだ気がします。
明日のブログで詳細を書いていきたいと思いますので、明日のブログも見て頂けたら幸いです(^^)
最後に小松社長とのツーショット写真を載せて今日のブログをおしまいとします。
それでは、また明日♪
城山ふとん店
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