おはようございます(＾＾)　看板娘の遠山です

昨晩はまつりのべおかで太鼓を叩かせていただき、とても楽しい体験をさせていただきました！

本日は大瀬川河川敷で花火大会ですね　夜空に咲く大輪の華を見るのが楽しみです♪



さて、今日は復習豆知識で過去の豆知識をまとめてダイジェストに書きたいと思います♪

『おふとんの洗濯』について書いていきたいと思います


 

手洗いもダメ？ ドライもダメ？

　　　さあ、どうしよう・・・？


 

★洗濯の絵表示を見て全てを判断していませんか？

洗濯の絵表示とは、家庭用品についている品質表示の中で、特に繊維製品について、家庭洗濯等の取り扱い方法として日本工業規格で定められた（JISL0217)記号のことです

JISでは規格の定義として、『この規格は、家庭における洗濯等の取り扱い方法を指示するために・・・』としており、あくまで対象は家庭洗濯！

つまり、クリーニング業者に洗濯方法を指示するための表示ではないのです。

しかし、大半の消費者はこの絵表示で判断し、ふとんがドライクリーニング表示だからと、水洗いを諦めているケースが多いようです


 

★ふとんの洗濯についてはどのように表示されている？

実は、ふとんには家庭洗濯等の取り扱い方法を表示する義務がありません。

実際には大半の商品に表示されていますが、これは業界が自主的に表示をしているのです

表示すること自体は消費者にとって良いことです

しかし、表示内容が問題で、ほとんどが『手洗い付加、ドライクリーニング可』表示となっております！


 

★ふとんにとってドライクリーニングは適切な洗濯方法か？


ふとんにドライクリーニングが最も適切なのであれば、この表示で全く問題はありません

しかし、ふとんは水洗いすべき商品なのです


ふとんの汚れは、汗、尿、よだれ、フケ、アカ、ダニ、ダニのフン、花粉、繊維くずなのです

これらを最も効果的に落とす洗濯方法が、水洗いです

ほとんどが水溶性の汚れで、水で洗うことが最も適切です


では、ドライクリーニングではどうでしょうか

多少は落ちますが、お金を払う価値があるほどにお金を払う価値があるほどに効果があるかは疑問です

それでも『ドライ可』の表示なのでは、ドライクリーニングでは洗濯後、形状（サイズ・色など）を保っているからです


それでは、水洗いでは形状を保てないのでしょうか

答えは否です

ふとんは水洗いできます

しかし、それにはプロの技術（業者だからといって同じ技術をもっているわけではありません）が必要です


ふとんは水洗いすべき商品であり、プロにはそれができる

しかし、表示には『ドライ可』としか表示されません

その理由は、日本の洗濯絵表示の規格にも問題があるためです


 

★プロによる水洗いの表示がない日本の洗濯の絵表示における問題点

下記に記す洗濯の絵表示をまず見てください


手洗い不可の絵表示　


　漂白不可の絵表示


アイロン不可の絵表示　


　ドライクリーニング不可の絵表示


これは、アパレル商品の絵表示の例ですが、実際にこのように表示されているものがあります。

この表示の場合は、どのように洗濯したらよいでしょうか


家庭で水洗いすれば事故になる可能性が高く、ドライクリーニングでも問題が発生する事がわかっているため、メーカーがその状況をそのまま表示しているのです！

ただ、これでは消費者を不安にする不親切な表示です

実は、この商品の適切な洗濯方法は、『プロによる水洗い』です


しかし、この『プロによる水洗い』を表示する絵表示が日本にはないのです

そのため、この品質表示には、『クリーニング店での水洗いをお願いします』と付記してあります


 

★世界ではプロによる水洗いは当たり前？

国際標準化機構（ISO)には、この『クリーニング店での水洗い』に対する表示があります　

Wを○で囲むマークというウェットクリーニングの絵表示（ISO　3758）で、これはプロによる水洗いを推奨する表示（下記の画像）があります


　商業ウェットクリーニングができます　普通の手順で処理して下さい。


商業ウェットクリーニングができます　


　機械力が弱い手順で処理して下さい。商業ウェットクリーニングができます


機械力が非常に弱い手順で処理して下さい。　ウェットクリーニング禁止　


上記のようなマークがございますが、世界では、ドライクリーニングだけでは対応できなくなっている状況に対し、すでに対策が取られているのです

試しに、イギリスのふとんメーカーのサイトを覗いてみました☆

羽毛ふとんの洗濯方法は、『ドライクリーニング不可、プロによる水洗い』となっています

ふとんには、このような『プロによる水洗い』表示が最も適切なのです


みなさんも、洗濯の絵表示を見てあきらめず、ふとんが汚れていたらプロに相談してみてください

もちろん、プロによる水洗いができることがきちんと表示されていれば、悩みは少なくなります

こちらは、メーカーのみなさんにお願いしたいところです。

『ふとんには水洗いが最適！』ということを覚えていて下さいね


 

さて、上記でおふとんの洗濯については終了です

豆知識☆４９～☆５２のまとめなので、文章が多くなりましたが、おふとんのクリーニングについていかがでしたでしょうか？

また質問がありましたら、詳しく書いていきたいと思います

明日のブログでは、昨日のまつりのべおかのことなど書いていきたいと思います！

それでは、今日も一日頑張ります


また明日☆アディオース

よかったら、ぽちっとワンクリックお願いいたします


にほんブログ村