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城山ふとん店の看板娘のブログ。
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宮崎県中小企業家同友会県北支部11月例会

こんばんは(^^)快眠アドバイザーの陽子ですface_Happy2

今夜は、私の所属している団体 宮崎県中小企業家同友会県北支部11月例会へ参加してきました!

テーマは、『人は心なり 心は姿なり ~新しいことにチャレンジする企業へ~』

報告者 有限会社アドニス介護支援サービス 代表取締役 田中聖子氏

 

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有限会社 アドニス介護支援サービスの案内

創業/2002年 社員数/63名(うちパート25名)

事業内容/介護事業(居宅介護支援・通所介護・訪問介護・訪問看護・小規模多機能介護)、飲食業

年商/2億4,300万円

HP:http://www.adoniskaigo.com/index.html

 

~今回の例会紹介文~

2002(平成14)年に自宅の2 階を事務所にアドニス介護支援センターを開設した田中氏。
常に利用者さんとの対話や心を大切にした経営で現在では市内7カ所の事業所で社員数もパートを含め60 数名、
利用者さんも260 名(今期)まで規模を拡大。

大きな実績を上げています。

その取り組みは、今年6月延岡商工会議所が創立80 周年を記念に、延岡の商工業の将来を担ってもらう女性経営者及び若手経営者を対象として創設した「起業家大賞」に選ばれました。
人とのつながりから介護の分野で新しいことにチャレンジする企業へとつながってきたその過程、軸の介護事業を持ちながらも別の事業を立ち上げてきたその思い、どの様な現状分析などを行い実行に移してきたのかなどのお話を今回初めて語っていただきます。
介護業界では今、介護関係の会社が増えて厳しくなってきており、人材も不足しています。そんな中、なぜ田中氏の会社が伸び続けてきたのか、そのヒントに気づき、自社のこれからを見つめなおす例会となります。

 

さて、今回初めてのグループ長をさせて頂きました!

聖子さんの話から学んだことをまとめてみたいと思います♪

 

1.自己紹介・会社概要

"現状分析からみる会社の履歴書"

「宮沢賢治の詩 雨にも負けず」のような経営を目指していきたいとの話から例会は始まりました。

 

雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり そして忘れず
野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず
苦にもされず そういうものに わたしはなりたい

 

社是「福祉は人なり 人は心なり 心は姿なり」を話され開業から現在までの経緯を話されました。

介護保険サービスの種類は24種類。

田中さんはもともと看護師で、父の病気を直面した時どうしたら最後を自宅で迎えられるのか。

措置ではなく選択できる時代は難しいか考えたそうです。

 

 

2.創業期

2002年に創業し、起業後の転機として、2006年介護保険法改正を受けて、①第三期介護保険事業計画 ②単独事業所でのデメリット(タイムリーで細やかな情報の共有が難しい)という問題点を考え、それまでの単独事業所(ケアマネーシャー)から複数事業所(ケアマネージャー・デイサービスセンター・訪問介護サービス)へと転換していったそうです。

 

 

3.『このみの郷』開所

デイサービスセンターを開所するにあたり、田中さんはどうしてもここで開所したい!という思いのある物件があったそうです。

小野町と三須町の境にある物件。

このみの郷を開所するにあたり、『この町とみす町の真ん中』から『木の実のような実がなりますように』という思いを込めて付けられたそうですface_confident

物件を借りるに当たり、事業計画書を作りシュミレーションを大家さんと銀行に相談に行き開所へ至ったそうです。

このみの郷での大体のスケジュール

・自宅へお迎え

・健康チェック

・創作活動など

・入浴

・昼食

・レクレーション

・おやつ

・自宅へお送り(夕食対応)

 

4.現状分析をこうやった

事業所を開所した当時からの田中さんのこだわりの『料理』。

国産の食材を使い、利用者さんの食べる料理とおやつ作りにこだわっていました。


 

このみの郷開所後、中規模事業所へ移行するにあたり、課題とニーズが出てきました。

地域性と市場を考え、事業概要と人口分布・市場分析・進捗管理票・開設準備金・経費シュミレーション・借入金返済計画・事業費・資金調達・融資計画・収支シュミレーションを計画されたそうです。

デイサービスセンター 美月の郷。憩の郷とみやまを開設にあたり

★地域密着型事業所

★24時間365日介護の困った時に対応できる

★一つの事業所の職員が三つのサービス(通い・訪問・泊り)を提供し、組み合わせて利用できる

 

5.カフェ『桃李』の開設

そして、最後に憩の郷みつぜ、カフェ桃李のオープンへ至りました!

憩の郷 みつぜ

看護小規模多機能型居宅・介護事業所

 

憩の郷 みつぜの道路側に、カフェ桃李をOPEN!

カフェ桃李(とうり)の由来は、桃李もの言わざれども下自ずから蹊(けい)を成すということわざに由来しており、桃やすももは言葉を発していなくても香りで自ずからその木の下には人の道ができるという意味です。

メインをお客様に選んで頂き、副菜の2品は介護事業所で利用者さんも食べている副菜をお出ししております。

美味しいポップコーンも販売しておりますので気になる方は是非桃李でお茶タイムを楽しまれてみてください♪(^^)

 

6.今後の展望

 

最後に、4で話された課題とニーズに基づくこれからの展望を話されました♪

 

課題とニーズ

・季節などの影響による売り上げ変動

・競合事業者増

・人材の確保

・組織意識

・利用者様の潜在ニーズ

・要介護者

・介護事業者のイメージ

 

これから

・安定収益

・強みのあるデイサービス(特化)

・職場環境整備(福利厚生など)

・地域に根づく事業所

・理念あるぶれない組織

・人材教育

・利用者との信頼関係

 

⇒中規模事業所へ

⇒地域に必要とされ、利用者・社員に選ばれる会社(事業所)を目指す

⇒心穏やかに暮らせる街・人の人生にお役にたつ会社へ

 

社員が仕事に誇りを思っており、仕事が人を育て、人と人の触れ合いが人を育てている。

『ありがとう』が集まることがありがたくとても嬉しいし、ありがたい。

最後に宮沢賢治の雨にも負けずの話が出て、報告が終わりました。

 

1時間の報告の中身がとても濃く、勉強になった1時間でした!

報告の後は、グループごとに別れ、グループ討論が行われました。

グループ討論テーマ『市場やお客様の変化に対して、常にどう対応していますか?』に基づき、皆で熱い討論がなされました。

皆で語ると悩みの種が具現化して勉強になりました(^^)

 

同友会女性会員で記念写真♪

 

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懇親会に参加はしませんでしたが、皆さんの様子が楽しそうだったので掲載♪

県北支部メンバー皆仲が良く楽しいです♪

 

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田中さんの貴重な報告を聴き、とても刺激を受けました。

私も夢に向かい頑張ります!女性経営者として友人として今後ともよろしくお願いいたします(^^)

最後に、有限会社 アドニス介護支援サービス HPより社是と社長挨拶を抜粋したものを記載し〆たいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

HPより社是抜粋。

 【 福祉は人なり 人は心なり 心は姿なり 】    


介護理念

1.家庭的で、心通う、心温まるサービスを提供します。

2.主役である利用者様、ご家族と共に考え、共に歩むサービスを提供します。

3.地域に根ざし、社会に貢献できる開かれた事業所を目指します。

 

経営・運営方針

コンプライアンス(法令遵守)、社員教育、研修、自己評価及び、第三者評価を積極的に行い、高いモチベーションを持続しながら、PDCA、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)を徹底し、少数精鋭主義により、人材資源効果を最大限に高める経営を致します。

 

 

HPより社長挨拶抜粋。

 

『 福祉は人なり 人は心なり 心は姿なり 』 その方の心の内、気持ちを察して言葉をかけることができる。

自然に手を差し伸べることができる。それが、人の姿であり、介護の原点と考えています。

私達、職員も皆様に寄り添える心と人間力を磨き、日々、成長して参りたい存じます。 

 

 『 主役は、皆様 私達は、サポーター 』
いつまでも住み慣れた地域、我が家で暮らしていただきたいから・・・ 
その人らしい暮らし方、過ごし方を一緒に考えてまいります。
主役は、あくまで利用者様であり、私たちは、皆様の人生、生活に寄り添うサポーターになりたい。それが、私達の介護の姿勢です。
『 お一人お一人の大事な人生を受け継いで
語りつくせないほどの喜びと苦労を重ねて来られた方々。
お一人お一人に歴史あり。
その歴史を一緒に振り返りながら、その心と知恵と笑顔を受け継ぎ、そして、生活文化を繋いで行くことができるのが介護の仕事です。
その過去・今・これから・お一人お一人の人生に寄り添い、その一ページに関わらせて頂けることは、私達の喜びでもあります。
『 出会うべくして、出会えた人の縁 』
今、この時代を共に生き、こんな広い日本の中、皆様に出会えたのも何かのご縁。
こんな奇跡的な出会いを大切に、"ここに来て良かった。"
"ここの職員と出会えてよかった。"と思っていただけるような心通う、心温かい職場を目指して参りたいと思っております。
心の時代と、言われる現代です。
実は、私たちも皆様から温かい心と元気を頂いているのです。
『 末筆ではございますが 』
 私達は、介護サービスの仕事を通して、"高齢者に優しい街づくり"、"高齢者の皆様が安心して心穏やかに暮らせる街づくり"に貢献できる様、これからも精進して参ります。
また、皆様のご意見をいただきながら、介護サービスの質の向上を図り、その方らしく、お過ごしいただける事業所を職員とともに目指してい参ります。
今後とも有限会社アドニス介護支援サービスをご愛顧いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

田中聖子

 

 

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